症例詳細
Case detail
汚れがたまって気になる 歯ぐきとの境目から虫歯
治療症例の内容
- 診療科目
- 患者様
- 60代女性
- 治療期間
- 1ヶ月
- 治療計画
- 患者様はメンテナンスでご来院されました。その際に、右下が磨きにくいということで見てみると、昔他院で治療した被せものの下が虫歯になっていることがわかりました。
幸い、虫歯は歯肉の下までは広がっていませんでした。しかし、神経のテストを行ったところ、失活していることがわかり、根管治療、土台、被せものの治療が必要となりました。
- 費用(概算)
- 10万円(根管治療は別途。詳細は下に記載あり)
治療詳細
患者様は、昔の被せものが合わなくなっていました。この状態のまま放置すると、虫歯により歯が溶けてできた凹みに汚れがたまり、ますます虫歯が進行してしまいます。
虫歯が歯肉の下まで深くなっていない場合で、神経の反応が正常な場合は、被せもののやりかえのみの治療となります。しかし今回は、歯肉の下まで虫歯はありませんでしたが、神経の反応を認めませんでした。
尚、神経の反応は、治療前、仮歯にした後の2日に分けて行い、慎重に診断しました。
根管治療について
根管治療は歯内の治療なので患者様には見えない場所ですが、ここが細菌で汚染されると激しい痛みや長引く違和感の原因になります。
当院では、清潔な治療を徹底し、顕微鏡を使用した精密な治療を行っています。
症状や根管の状態により、治療金額が異なります(5~10万円目安)。治療回数による費用負担の増減はありません。通常は2回程度で完了します。
根管治療専門医をご紹介させて頂く場合がございます。
治療の注意事項
歯肉の下まで虫歯が広がっている場合、外科治療(歯肉を切る、骨を整える等)が必要になる可能性があります。
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
根管治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 根管治療は非常に成功率の高い治療ですが、治療の成否を決める多くの要素があるため、根管治療がなされた後も再治療、外科処置、抜歯などの処置をしなくてはならなくなることもあります
- 根管治療中には、器具の破折、穿孔、修復物の損傷、歯の破折、術中・術後の不快症状、術後の痛みや腫脹などの事象が稀ではありますが起こりうることがあります
- 自費診療(保険適用外)となります