症例詳細
Case detail
オールセラミッククラウン 歯冠長延長術 歯の高さが低い歯の治療
治療症例の内容
- 診療科目
- 治療カテゴリー
- 担当医
- 前原東明(ドクタープロフィール)
- 患者様
- 20代男性
- 治療期間
- 6ヶ月
- 治療計画
- 左下の歯がズキズキ痛むといらっしゃった方の症例です。
左下4は虫歯が深く、根管治療及びオールセラミッククラウンによる治療を行いました。
またX線上で左下6の歯根破折を認めたため、抜歯を提案しブリッジによる治療を行いました。それに伴い、左下臼歯部に十分な歯冠長を与えるため歯冠長延長術を行いました。
- 費用(概算)
- オールセラミッククラウン(スタンダード)…¥100,000×4、ファイバーコア…¥20,000×1、仮歯…¥10,000×4、歯冠長延長術…¥100,000円
オールセラミッククラウンについて
今回用いたオールセラミッククラウンはジルコニアフレームという白い素材の上にセラミックを盛っているため、審美性が非常に高いのが特徴です。
また、ジルコニアは人工ダイヤモンドの材料にも使われているほど高い強度を持っており、そのためオールセラミッククラウンは審美性だけでなく、奥歯やブリッジの補綴も可能とするクラウンです。
歯冠長延長術について
歯冠長延長術とは歯肉弁根尖側移動術とも言い、歯の高さが低くクラウン(被せ物)による治療が難しい場合に、歯茎を歯根方向に下げることで歯の高さを確保する手術です。歯の高さが十分にあることで、外れにくいしっかりとしたクラウンを被せることができます。
根管治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 根管治療は非常に成功率の高い治療ですが、治療の成否を決める多くの要素があるため、根管治療がなされた後も再治療、外科処置、抜歯などの処置をしなくてはならなくなることもあります
- 根管治療中には、器具の破折、穿孔、修復物の損傷、歯の破折、術中・術後の不快症状、術後の痛みや腫脹などの事象が稀ではありますが起こりうることがあります
- 自費診療(保険適用外)となります
セラミック治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 天然歯を削ります
- 硬い素材は天然歯を傷つけてしまう場合があります
- かみ合わせや歯ぎしりが強すぎる方はセラミックが割れてしまう可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります