症例詳細
Case detail
マイクロスコープを用いた外科的歯内療法により前歯の根尖病巣を治療した1例
治療症例の内容
- 診療科目
- 治療カテゴリー
- 担当医
- 林佳士登(ドクタープロフィール)
- 患者様
- 年齢性別秘匿
- 治療期間
- 治療計画
- 治療箇所:左上側切歯
治療方法:外科的歯内療法(歯根端切除術)
- 費用(概算)
- 5万円
治療について
左上側切歯に対してマイクロスコープを用いた外科的歯内療法(歯根端切除術)を行ったケースです。
患歯は以前精密根管治療を行い、セラミックを入れていましたが、病巣が治療に反応せず、根尖部の口蓋側に圧痛が出現していました。CT像ではかなり大きな病巣が確認できます。
付着歯肉が十分あったため、切開線は歯茎が下がりにくいデザインを採用し、マイクロスコープを用いた予知性の高い術式にてオペを行いました。
術後は歯肉の退縮も無く、臨床症状は消失し、経過のレントゲン像にて治癒が確認できます。
治療に関するリスクと副作用等の情報
外科的歯内療法は非常に成功率の高い治療ですが、治療の成否を決める多くの要素があるため、根管治療がなされた後も再治療、外科処置、抜歯などの処置をしなくてはならなくなることもあります。また、術後は一般的には一次的な腫脹や痛みが起こります。
根管治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 根管治療は非常に成功率の高い治療ですが、治療の成否を決める多くの要素があるため、根管治療がなされた後も再治療、外科処置、抜歯などの処置をしなくてはならなくなることもあります
- 根管治療中には、器具の破折、穿孔、修復物の損傷、歯の破折、術中・術後の不快症状、術後の痛みや腫脹などの事象が稀ではありますが起こりうることがあります
- 自費診療(保険適用外)となります